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2005年10月29日
キャバクラの教科書―ナンバーワン・キャストになるための43の実践テクニック
さっき100ページくらいまで読んだけど手放すことになった本。
これはなかなか面白かった。またどこかで発見したら続きを読みたいもんだ。
キャバクラの客には次の4タイプがあるらしい。
1) キャバ嬢とセックスしたい人:若い男に多い
2) 癒されたい人:疲れた中間管理職に多い
3) キャバ嬢の成長を見守りたい人:余裕のある年配に多い
4) 元気になりたい人:年齢を問わず
キャバ嬢って一緒に酒飲んで話すだけかと思ってたけど、場合によっては同伴でホテルに行ったりすることもあるのか。それって風俗嬢ですやん。まあ大差ないか。
それぞれのタイプの客に対する接し方、みたいなものが書かれていたけど、そういう柔軟な対人スキルはどんな仕事でも求められる。話の引き出し方とか、それの持って行き方とか。特に優れたスキルを持っているキャバ嬢に学ぶことはある意味大正解だな。自分も今は接客業的なことをやってるから痛感してるけど、人間って本当に十人十色だから、それぞれの人に合った接し方をするのってなかなか難しい。こればっかりは場数をこなすしかないんだろうなあと思う。
そういえば大学の頃同じ学科に元キャバ嬢ってのがいたっけなあ。2,3回しか(しかもそれこそ二言三言しか)話さなかったからよく知らないけど、飲み会の席で見てたら確かに話が上手そうだった。そして、なにやら同じ学科のもっさりした医者の坊ちゃんをつかまえてて、ああなんだかリアルだなあ、と感じたのも思い出した。
ホステスの本、キャバ嬢の本、と続けて読んだけど、同じ水商売でも全然違う世界だな。お水の世界もまた奥が深そうだ。
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売れっ娘ホステスが「一流ママ」になる方法
25日深夜、寝る前に読み終えた本。
最初のほうは、一流のホステスに求められる礼儀作法が挙げられていた。これはホステスに限らず、きちんとした身のこなしができるようになるためには誰にでも使える知識だった。TPOをわきまえ、そして相手を立てて、ってことだね。
その後は、「ママ」として店をやっていくためのノウハウ的なものがずっと書かれていた。つまり経営(資金繰り)と運営(ホステスのコントロール)。結局どんな分野であれ、自分の店を持つには、ただ情熱があるだけじゃやっていけないんだよな。全体の金銭の動きと管理、そして従業員の教育や扱いなど、店全体を俯瞰することができる力がないと。これがあるかどうか、あるいはこれを身につけることができるかどうかが、自分の店を持てるかどうかの境目なんだろうな。
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2005年10月22日
「もえつき」の処方箋
10月17日早朝に読み終えた本。
こういう本を手に取るって時点で「もえつき」のプロセスが始まってる気がしなくもない。
実際、「もえつき」が起こりやすい職種の1つとして、今やっている仕事も挙げられていた。
他人と接し、相手のための行動ばかりをとっていると、自分のために割くことのできる心の余裕がなくなって、それで「もえつき」に至るようだ。
こういうバランスをとるのって、頭ではわかってても、現実はいろいろな強制力のためになかなか難しいもんだ。
記憶が曖昧だけど、だいたい次のようなことが書かれていた。ような気がする。全然違うかも。
「手に余る大きさの問題を抱えてしまったときは、身近なこと(≒自分)にだけ、そして現在のことにだけ目を向ければ、扱える大きさになる。」
大きなものを小分けして処理しやすくする。なんだかパケット通信みたいだなあ、と妙に納得した一節。
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2005年10月12日
千の風になって
さっき読み終えた本。

新井 満
講談社 (2003/11)
売り上げランキング: 1,492
原作の"A Thousand Winds"は、9.11同時多発テロで父親を亡くした少女が一周忌で読み上げたり、IRAのテロで亡くなった青年が遺した手紙に書かれていたり、マリリン・モンローの二十五周忌で朗読されたりなど、アメリカでは超有名な詩らしい。
生の儚さや無常などをうたった詩は多いけど、この詩のように「死者の立場で」うたわれたものは、少なくとも今までに目にした記憶はない。深遠で、そしてそれでいてなぜか明るくさえある。
この本は作詞・作曲家であり写真家でもある新井満が、この詩の日本語訳を何枚かの写真に乗せてみたり、メロディに乗せてみたりといったことを試みている。歌のほうは実際に聴いてみないとわからないけど、とりあえず写真がとても綺麗だった。それだけでも持っている価値がある1冊だと思う。今回は残念ながら手放すことになったけど。
Do not stand at my grave and weep;
I am not there, I do not sleep,
I am a thousand winds that blow.
I am the diamond glints on snow.
I am the sunlight on ripened grain.
I am the gentle autumn's rain.
When you awaken in the morning's hush,
I am the swift uplifting rush
Of quiet birds in circled flight.
I am the soft stars that shine at night.
Do not stand at my grave and cry;
I am not there, I did not die.
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2005年10月10日
天使の巣
8日深夜に読み終えたマンガ。秋の夜長は読書に限る。

桜沢 エリカ
祥伝社 (2001/02)
売り上げランキング: 201,632
雰囲気が暖かい。そして読後感がすこぶるよい。扱ってるテーマは失恋や浮気といった重いものもあるのに。なんていうんだろう、若干の気だるさを引きずりながらも淡々と進んでいくというかそのテンポのよさが心地いいのかも。
桜沢エリカの絵は表情が繊細で豊かだ。最近この人のマンガにハマりかけ。
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ぽっぷんLOVE!
8日深夜に読み終えたマンガ。
「やや成人向け」マンガ。
これは坂本真綾の会報に目を通した後に続きを読んだんだけど、そしたらその話のヒロインの名前がなんと「真綾」で複雑だった。この作者、もしや真綾ファン?
まあ、高校時代(&大学時代)にもっといろいろやってみればよかったと思わざるを得ないね。別に変な意味じゃなくて。
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