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2005年12月31日

三姉妹カフェ物語

前にどこかでDVDパッケージを手にして「このメガネ女子高生、パッとはしないけどかわいいな」と思ったこの『三姉妹カフェ物語』、また見かけたので今度は即買い。

売れないアイドルの小遣い稼ぎ的作品かと思いきや、三女モモ役の疋田紗也は「そっちの世界」ではかなり有名らしい。演技はそんなに上手ってわけでもないけど、天真爛漫な感じで人気があるのもうなずける。
長女ユリ役の大山加奈は、おっとりした不思議ちゃんを演じていたけど、本来は全然そんなキャラじゃないらしいから、うまく雰囲気が作れていたと思う。
個人的には次女ラン役の大山貴世が一番気に入った。表情豊かだし、メガネかけても取ってもかわいいし、制服でチャリ乗るし。ってのはともかく、なかなかの演技派だった。もう少し知名度上がってもいい気がするけど、なかなか厳しい世界なのね。

ストーリー的にはまあありがちというか、目の前に突然立ちはだかった困難を3人で力を合わせて乗り越えハッピーエンド、っていう定番モノなんだけど、それでもいくつか小ネタが仕込まれていて結構面白かった。というか、それどころか予想外に励まされさえした。何だろうね、観終わったら不意に「よーし、やるぞ!」って気になったものな。つまりはいい作品だったってことか?
合言葉は「今できることを、今最高だと思えることを、思いっきりやる!」

ロケ地は山梨の大泉あたり。さわやかな高原地帯。雰囲気のいい所だ。いつか歩いてみたいね。

後で調べてわかったんだけどこの作品、驚いたことに中野ZEROホールで10月に上映されたらしい。その後には下北沢でも上映されている。まあ・・・ハコのサイズ的にも微妙か。でも舞台挨拶は見てみたかったかも。少しだけ。

ちなみにこの三姉妹、長女がほんわか系、次女がしっかりさん、三女が元気娘という構成。知ってる三姉妹は2組とも同じような構成なんだけど、どこもそんな感じになっちゃうのかね? これ面白いな。

14:06 | 固定リンク | | コメント (1382)

再受験生が教える医学部最短攻略法〈2006年版〉

こういう系の本って前からよく見かけるけど1度も読んだことなかったんで(和田秀樹のは何か1冊読んだ気がする)、どんなこと言ってるんだろうと思って、なんとなく読んでみた。

 再受験生が教える医学部最短攻略法〈2006年版〉

 荒川 英輔
 エール出版社 (2004/10)
 売り上げランキング: 34,348

まあ、たいしたこと書いてないな。他人を批判しておきながら自分も同じようなこと言ってたり。
こういう本書いてる人って、医学部に入ってその後どうなってるんだろうね。ちゃんと医者やってるんだろうか・・・。

13:55 | 固定リンク | | コメント (1384)

Iris

先生! 写真集の衝動買いが止まりません!

 Iris―水樹奈々写真集

 尾形 正茂
 音楽専科社 (2002/09)
 売り上げランキング: 38,902

おめめがクリクリしててかわええのう。まさしくドル声優。
全体的に「元気娘☆」といった構成。まあそれが彼女の魅力だから当然といえば当然。
正面顔よりも横顔が好きだ。

13:42 | 固定リンク | 絵本 | コメント (1384)

スクールガール

前作に引き続き。

 スクールガール

 小林 基行
 新風舎 (2005/08)
 売り上げランキング: 6,160

この年頃のコにしかない魅力というのは、「もうコドモじゃないけど、まだオトナじゃない」っていう不安定感ゆえの儚さだと思う。実際、仕事で女子高生と接する機会がわずかながらあるけど、まあ・・・理屈抜きでかわいいわな(*´д`)

この写真集もいわゆるエロさは微塵も感じられない仕上がりになっていて、スクールガールたちのありのままの姿を映し出している。もちろんいろんなタイプのコがいるんだけど、個人的には清楚な感じもいいけど、それよりは背伸びしているようなちょっぴりナマイキな感じのほうがいいね。

13:31 | 固定リンク | 絵本 | コメント (1395)

a girl like you 君になりたい。

このlikeは動詞じゃなくて前置詞のほうだな。

 a girl like you 君になりたい。

 渋谷 直角 佐内正史
 マガジンハウス (2005/07/14)
 売り上げランキング: 1,559

総勢40人ものトップモデル・トップアイドルが登場する、A4版計232カットの超豪華写真集。そしてその40人が、「有名人」としてではなく「普通の女のコ」として描かれているのがこの写真集の特徴。スタジオ撮りも多いけど、普通の街並みや家の中といった日常的な風景の中で撮られたカットがまたいい感じ。こういうトップモデルやトップアイドルも、中身はそこらの女のコと変わらないんだよな。こんなコがそのへんの商店街を歩いていてもおかしくない。そう、まさに自分のすぐ隣にいても・・・。

神社の賽銭箱の前に座る片瀬那奈と、路地で子犬と戯れる彩七まいが特によかった。

13:16 | 固定リンク | 絵本 | コメント (1408)

上戸彩20歳写真集「Breath」

ファンというわけでは全くないが、手に取ったらふと魅かれたので買ってみたもの。

 上戸彩20歳写真集「Breath」

 小林 ばく
 集英社 (2005/09/14)
 売り上げランキング: 159

まだ子供だね。ってか年下だからしょうがないか。
オトナっぽく見せようとしてるカットもあるけど、背伸びしているようにしか見えない。
ただ、それが逆によかったりする。

構成は「ツンデレ」ベースだった。
やっぱツンデレ最強ですなあ。

12:57 | 固定リンク | 絵本 | コメント (1388)

2005年12月18日

青春 トーキョースクールガール

あ、いや。

 青春―トーキョースクールガール

 小林 基行
 ブックマン社 (2004/09)
 売り上げランキング: 14,043

エロくないすよ全然。制服(;´Д`)ハァハァどころかむしろアート。
なんていうか、この年頃ってちょうど羽化しかけている蝶みたいな感じだ。まだまだ子供だけど、でもたまにオトナっぽい憂いに満ちた表情を見せたり、その不安定さというか儚さは、この年頃のコにしかない魅力だと思うね。
手放しがたい1冊。

01:19 | 固定リンク | 絵本 | コメント (1393)

2ちゃんねる住人はばかじゃない

なぜかあえて「2ちゃんねらー」って言わないのな。

 2ちゃんねる住人はばかじゃない―2ちゃんねるVOW

 2ちゃんねるVOW編集部
 宝島社 (2003/03)
 売り上げランキング: 15,816

まあ要するにいくつかのスレの一部をピックアップしただけの本なんだけど、それなりにまとまっていて面白かった。変な用語集とかマンガとかもついてて。
「2ちゃんねる」っていうだけで敬遠する人は多くて、それは確かに2ちゃんねらーの多くは電波だからしょうがないんだけど、2ちゃんはそんなに浅いシロモノじゃない。一見くだらないやり取りの中にもたまにすごく機転の利いた切り返しがあったりして、ハッとさせられることがある。まあ全体としては結局くだらないんだけど。軽妙な言葉のやりとりってモノが好きな自分にとっては、2ちゃんねるはとても刺激的な場だ。
それから、専門系の板はかなり深い。たとえば学問系の板ならかなり高度な議論が展開されていたりするし、音楽系の板なら異様にマニアックな知識が書かれていたりする。こういう板の存在を知っていると、2ちゃんをくだらないと即断することは決してできないはずだ。バカと2ちゃんは使いよう、ってとこか。
あと、この本は03年の発行なんだけど、流行っている言い回しなんかが、自分が深入りしていた02年とも、そして今とも違っていて、その変遷がなんとなく興味深かった。

00:00 | 固定リンク | | コメント (1397)