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2006年02月18日

読むだけ小論文 1

小論のネタ本。

 読むだけ小論文 1

 樋口 裕一
 学研 (2001/04)
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小論文の「書き方」については一切触れていない。
それよりもお前、まずネタがなきゃ書けるモンも書けないだろ、というコンセプトらしい。
そりゃそうだ。

いわゆる大学入試頻出テーマについて広く触れられている。
小さい本にたくさんの話題が詰められているので、深くは掘り下げられてはいないが、時事についての論点や問題点を簡潔にまとめてあるので○。
小論文を書くためというわけじゃなく、単に今の世の中で問題とされていることを軽く知っておきたい、って人にも向いている本だと思った。

2006年02月18日 03:14 |

コメント

うちの高校では、書き出しは
「目を開けると目の前に雄大な富士の山が見える」にしなさい、というお達しが出てました。

正確な文章はもうちっと違うがとにかく富士山ネタ。

投稿者 ほりしん : 2006年02月18日 17:14

それってさすがにキツくないですかねえ・・・?w

「老人ホーム」
目を開けると目の前に雄大な富士の山が見える。
そんな環境で毎日を送ることができたら幸せだろう、そう思う日本人はきっと私だけではないはずだ。
もちろん高齢者だって例外ではない。
ところが近年盛んに建設されている老人ホームは、自然に恵まれた地域にあるものもあるが、交通の利便性を考慮して市街地に造られるものも多い。
そんなホームの窓からは、富士山など見えるはずもなく、目に入ってくるものといえば、すぐ前の幹線道路を走る車の群れや無機質なビル群ばかり・・・(以下略)

ほう。

「心に余裕のない現代人の生活」
目を開けると目の前に雄大な富士の山が見える。
私は富士山の麓の町で生まれ育ったので、それが当たり前だと思っていた。
朝起きて部屋のカーテンを開けたとき、学校の帰り道、いつでもどこでも富士山が揺るぎない存在としてそこにあることに、私は安心感のようなものさえ感じていた。
ところがそんな私も、今は富士山からは離れた東京の会社に就職して一人暮らしをしている。
いつも私のそばにあるのが当然だった富士山は、今は少し遠い存在となってしまっている。
最寄り駅の隣駅が「富士見台」という名前だが、それも名ばかりで、晴れて空気が澄んでいる日に限って、ビル群の隙間からなんとか富士の頂を確認できるくらいだ・・・(以下略)

ほほう。

「自然との共生」
目を開けると目の前に雄大な富士の山が見える。
そのような環境で生まれ育ってきた私にとって、自然というものは「対象物」ではなかった。
いわば富士山に見守られ抱かれて、自然の中で毎日を生きていた。
自然と自分は「一体」だと思っていた。
ところが東京の街中で生活を始めて数年が経った今、気がつけば日々の生活からあれほど身近だった自然というものが失われていた。
テレビのニュースで取り上げられているのを見たり、休日にわざわざ足を運んだりするような「対象物」になってしまったのだ・・・(以下略)

ほほほう。

まあうまく話がつながるかどうかはさておき、何かしら書けることは書けますね。
日記なんかでも同じだけど、文章って書き出しが一番悩むんですよね。
そういう意味で、「オレ流」の書き出しを持ってる人は、スラスラ書き始められるかもですねえ。

いい文章を作るのに必要なのは、構成力(≒知性)と上質で豊富なネタ(≒教養)だと思うんですよ。
この両者を兼ね備えられればほぼ最強なんだけど、それがなかなか難しいっていう。

投稿者 からあげ : 2006年02月18日 22:20

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